かの有名雑誌 2
こんにちは。引き続き今回もエルです(^o^)ノ
『エル』の定期出版物の成功は、覚ましいものでした。
それは消費への旺盛な食欲にこたえると同時に、もっとも伝統的な意味において女らしさの渇きにこたえていたのです。
家事の切り盛り、家庭の快適さの神話的な天国、女性の流行と美学の再発見を通じて『エル』誌は《こうした豊かさに向う新しい女らしさ》の呪術的推進者となっていました。
女性世界は、家庭という密房、他と隔絶した世界の中に甘んじていました。
そこでは幸福というものは《一種の家庭的閉じ籠りを演ずることにありました。
つまり、「心理学的」アンケート、さまざまなコツ、手仕事、台所用品、時間の使い方、家庭での蟄居、スリッパをはいた内向性をほめたたえる実用的天国のすべて、女性の心をとらえ、女性を子供っぼくし、無邪気にして、拡大した社会的責任から彼女を切り離すこれら一切のもの〉という家庭的閉じ籠りである。ここでは詳述する余地はあるけれどもわれわれがそのことに言及したとすれば、それは、現在のこの定期刊行物がそうした主題のいくつかをいまなお保存しているからであり、そうしたいくつもの主題が、この定期刊行物の曖昧さを作り出しているからです。